1800万件以上ある持ち主不明年金の記録
年金記録問題で「持ち主不明の年金記録」が話題になった。
2007年当時、5000万件以上。
10年以上たった今も1862万件が未解決。
「自分や家族の年金記録があるはず…」という人は多い
5000件の年金を見つけてきた年金探偵
持ち主不明年金バスツアーが開催された。
今までに5000件もの案件を解決に導いた年金探偵として柴田友都が登場した。
その時期・働いていたはず…父の年金記録を探せ!
年金を探し出した母と娘の物語。
故人が最低300か月納めていないと遺族年金が受給できない。
年金事務所で調べた結果、8カ月足りなかった。
年金探偵こと柴田友都に調査を依頼。
古い写真を手がかりに写真の文字情報を確認。
母は父が繊維関係の労働組合に入っていた時期があったことを思い出した。
この情報をきっかけに父が18か月間働いていたことが確認された。
亡父の厚生年金と遺族年金がもらえることになった。
合計で2000万円余りがもらえた。
持ち主不明年金バスツアー・見つけるためのヒント
「正社員じゃなくても厚生年金あるかも…」
年金事務所に行く際に必要となる情報を紹介。
国民年金の場合、名前、住所、生年月日。
厚生年金の場合は、これらに加えて社名、会社の所在地、働いていた期間。
持ち主不明年金バスツアー・年金探偵アドバイス
柴田友都(年金探偵)の事務所にやって来たツアー参加者。
相談票に会社名、所在地、就業期間を書いた。
柴田は、「国民年金は“住所”が見つけるキーワード。住民票の住所以外で登録された可能性もある。別の漢字や当時の呼び名、可能性がある名前を確認するといい。
厚生年金は親戚や知人に『どんな仕事についていたと思う?』と質問するといい。質問した相手が会社名を言えなくても、その人の仕事に関するヒントがその質問をきっかけに出てくることもある」と伝授した。